葬儀に数珠が必要なのはなぜ?

葬儀の際の持ち物の一つに数珠がありますが、なぜ数珠が必要かご存知でしょうか。数珠は元々はお経の数を数えるための道具で、正式な数珠は煩悩の数と同じ108個の珠から成っています。また、持つことで功徳があるとされ、お守り・厄除けとしての役割も担っています。数珠を手に通し合掌することで、仏の世界と自分が繋がれるといった意味を持ち、仏教においては欠かすことのできない道具の一つなのです。

日本では葬儀の9割が仏教式で行われており、仏教の宗教行事に置いて数珠を持つということは必須なのです。若い人ですと自分の数珠を持っていないため、たまに葬儀に出席する際には家族の物を借りるということもあるかと思います。しかしながら、数珠はお守り・厄除けの意味を持ち、それは1人に対して1つなのです。そのため、家族の所有物を一時的に借りるというのは数珠本来の意味合いからは離れてしまうことを覚えておいてください。

また、数珠には性別があります。男性用の数珠は大きな珠で、女性の場合は7mm程度の小さな珠で作られます。普通は男性が女性用を、また女性が男性用を持つことはありません。多くの人が葬儀で使用しているのは略式の数珠で、日蓮宗以外のどの宗派にも使えます。

本式数珠は宗派によりその形状は異なります。また、合掌をする際にどの指で挟むかといった形状も異なりますので、ご自分の菩提寺がある方で今まで気にしたことがなかった方は一度調べてみると良いのではないでしょうか。

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